先日、関東地区では大雨。
北辰一刀流の稽古があったが、あまりの雨のためいくのをちょっとためらう。
しかし、今年最後の稽古なのでやはりがんばって道場へ行く。
なんと、師範が3人。有段が2人。あとは3級の私だけ・・・
初めの挨拶の時に、先生が「今日は楽しくなりそうだね」と意味深な発言。
散々素振りをやらされた後、いつも通りの組太刀をやったあと
「じゃあ審査やるか!」の先生の一言。
げげー、こ、心の準備が〜
「じゃあ、組太刀を5本ね」
まあ、組太刀はまだいいのだがその後の抜刀で
「とりあえず、何でも良いから5本やってみて」と・・
ええっと、ここで解説。
初伝抜刀は通常の物が4本、立技と座技で8本。回転抜刀が4本。こちらも立技と座技で8本。つまり合計16本あるのですが、そのなかからどれでも良いから5本やんなさいと言われた事になるのです。
まいった、これは参った。実は抜刀はまだまだ苦手・・
一通り技を修了した後に、先生の講評で
「刀を使いこなせていないね。組太刀はまだ相手がいるから良いけど、抜刀は相手が見えないね。」ここで、初めてどれ位だっけ?と、私が「1年ちょっとです」と答えると「1年で3級じゃおそいよねー。技がこなれてきてるね。初伝を長く続けている事の弊害が出てきてるよ」と。。
がーん。初伝をしっかりと思っていたけど、弊害もあるのか..本来の厳しいせめぎ合いの中での型が理解できていなくなっている、とのことで早く上の稽古をしなさいという意味を込めて、先生に初段を頂きました。
今年中には初段無理かなあと思っていたのですが、頑張って稽古に行ったかいがありました。しかし、かなり愛の鞭入りである事を肝に命じて来年も頑張って行こう。。