自転車レースの事を知り合いのブログに書きながら思い出したこと。
昔、群馬で自転車の世界選手権が行われました。
トラック競技とロード競技がそれぞれあったのですが、ロードは当時のスーパースター「グレッグ・レモン」が参加とあってとても盛り上がりました。(私は行きつけの自転車屋さんでTV観戦でした。)
ツールで道路に自分の応援する選手やチーム名をペイントするのですが、それと同じ事を日本のファンがやっていたのです!!見ていて、ここはフランスか!!と錯覚するほど沿道も盛り上がっていた。
ちょうど今、ツールドフランスが行われていますが、一度は本場で観戦したいものです。
トラック競技での思い出は、これまで見たこともないレースがいろいろあったことです。「競輪」「タンデム」などはオリンピックでも見られますが「ドミフォン(だったよな)」「追い抜き(追いきり?)」ルールが??ってレースも結構ありました。
ドミフォンは確かペースメーカーのバイク(!)の後を走るというもので、スリップストリームにあるのでとてもスピードが出てましたね。たぶん自転車もピストだと思います。
ピストってなに?という声が聞えてきますね。。
通常の自転車はペダルを止めても(漕ぐのを止めても)後輪は回転していますね。ピストとはいわゆる直結ってやつで、ペダルを止めようとしても進んでいる状態ではそう簡単には止められません。
ダイレクトにペダルの回転を伝える為に、「あそび」が無いのだと思われます。一度乗った事がありますが、漕ぐのは良いとしても止まる時は、脚力でじっくりじっくり止めなくてはいけないのです。
まあだから訓練になるのですがね・・
トラック競技でスプリントのレースだったかなあ・・「ミハエル・ヒュープナー」って選手がいました。(筋肉隆々サイボーグ!)
通常は「駆け引き」があるのですが、彼の場合はそんな物はありません。最初から最後まで全力疾走(これがまた早い!)だーれもついていけずそのまゴールしてしまいました。
みんなで見ていて大爆笑でした「すげー!!」って。
そういえば、このとき兄弟でタンデムレースに出た方がいてあわや優勝というところまでいったなー(たしか)。自転車屋さんの社長さんが、接客していたのですが「気になって仕事にならん・・」とぼやいていたのを思い出しました。
この世界選手権で優勝した選手には虹色のジャージ「アルカンシェル」が渡されます。中野浩一選手が常にきていましたね。
ツールドフランスでこのアルカンシェルを着ている選手がきっといるはずなので、探してみましょう!!